第3回講義

講義テーマ:『AI研究者がなぜ社長になったのか』

日時:6月22日(土) 

話題提供者:松田 雄馬 様

株式会社オンギガンツ代表取締役

 

科新塾御茶ノ水第一期塾生。博士(工学)。2005年、京都大学工学部地球工学科卒。2007年、京都大学大学院情報学研究科数理工学専攻修士課程修了。日本電気株式会社(NEC)の中央研究所にて脳型コンピュータ研究開発チームを創設、博士号を取得した後、独立。合同会社アイキュベータを設立。人間中心の社会デザインをコンセプトとしたシステム開発を行う。

著作『人工知能の哲学(東海大学出版会)』『人工知能はなぜ椅子に座れないのか(新潮社)』『Python実践データ分析100本ノック(秀和システム)』『人工知能に未来を託せますか?――誕生と変遷から考える(岩波書店)』他

 

講義録

今回は、科新塾OBでもある株式会社オンギガンツ代表取締役の松田雄馬様に登壇いただき、「AI研究者がなぜ社長になったのか」を軸にご講演いただきました。

 

科学者がAI技術とどう向き合い、どう使っていくべきかといったテーマの議論があり、その中で、問い(課題設定)を作り出すのが私たち、つまり人間の役割だ、といった意見が出ました。

また、「思考の放棄」といった強烈なワードに対し、そもそも思考とは何なのかといった質問や、ヒトの成長に関する話題で盛り上がりました。